鉄道模型には様々なジャンルが有りますが、皆さんはO(オー)ゲージをご存知でしょうか?

基本1/45~1/40の32mm軌間で昭和30年代には鉄道模型の主流でした。その後1/87~1/80の16.5mm軌間のHOゲージ、1/150~144/1の9mm軌間のNゲージが隆盛していますが、今でも一部の工作ファンから支持されています。

1両400~500mmの長さで手作りで楽しむには手頃な大きさです。老眼になってくると小さなものを凝視し辛くなりますが、HOやNより工作するには丁度良い大きさです。人間の工作精度は±0.5mm程度で、Nゲージで0.5mmぶれると違和感を生じますが、Oゲージで0.5mmぶれても大きな影響は有りません。

現在、市販パーツはほぼ有りませんが、無ければ自分で作れば良いのです。平行と直角に気を付けていれば何とか見られるレベルに作れます。真鍮、ペーパー、プラ板等で車体を構成します。パーツ作りにはレジン複製も活用します。費用は材料代だけなので一両1万円以下で工作が楽しめます。

以下は1/1でグラフ用紙に作図したチェコ国鉄電車の図面です。